2009年07月29日

【書評】「倒産したらどうなる?どうする?」(宝島社)

私は職場への通勤に地下鉄を利用しているが、途中の駅のキオスクで目をひくタイトルだったのが、本書である。私は商社のリスクマネジメント部門に所属するため、仕事がら倒産によく接している。そのためか、思わず衝動買いをしてしまった。



1.目次
 Part 1 自分の会社が倒産したら…
 Part2 取引先の会社が倒産したら…
 Part3 銀行・保険会社・病院・学校が倒産したら…
 Part4 経営する会社が危なくなったら…
 Part5 会社の再建を目指すなら…

2.感想
 まさしく時代を反映した書籍だ。昨年は不動産業を中心に上場企業がバッタバッタと倒産していたが、今年に入って中堅規模のメーカーにも波及しつつある。さらに、銀行にリスケ(返済猶予)中の中小会社が秋以降になるとこれに耐えられず、倒産が増えるという噂もある。
 このような100年に1度の不景気の中、倒産に関する知識はある程度備えていた方がよいだろう。本書は、自分の会社が倒産した場合、取引先が倒産した場合の心構えなどについてわかりやすく書かれている。薄く広く知識を身につけたい人にはお勧めの本だ。


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2009年07月27日

【書評】「司法の崩壊」河井克行(PHP研究所)



1.本書の構成
プロローグ 日本の「司法」がおかしくなっている
第1部 無用な法曹人口「年間3000人増員計画」に物申す!
    1章 「弁護士過剰・裁判多発社会」が到来しようとしている
    2章 法曹人口「年間3000人増員計画」の真相
第2部 法科大学院 不要な弁護士の「大量生産工場」を検証する
    3章 法曹界にも「ゆとり教育」が導入されていた!
    4章 法科大学院の「構造的欠陥」を検証する
    5章 「法科大学院」によって混乱する法曹界
第3部 どうする!どうなる!!日本の司法
    6章 「速い・安い・うまい」の司法サービスが必要だ
    7章 法曹界の使命をどう見直すべきか
エピローグ 「真の改革」実現のための3つの提言

2.感想
先日、図書館から借りた本である。著者は法務省のNO.2である前法務副大臣で、ロースクール制度をまっこうから批判しているという点で異色な本である。その要点をかいつまむと、以下のとおりだ。

・ロースクール制度はアメリカの外圧によって進められた。(裁判員制度も然り)
・推進派は、海外の法曹関係者と比較すると、日本は絶対数が少ないから意義があると主張しているが、海外では日本における司法書士・行政書士・社会保険労務士も弁護士として認定されており、その主張は正確には正しくない。
・法曹人口の増員を第1の目的に定めた結果、現場には、極めて能力が低く適性に欠ける人材が流入しつつあり、最高裁判所もこれに関して「極めて憂慮すべき事態である」という見解を公表したぐらいである。(後になって日本弁護士連合会もこれに追随)
・新司法試験が開始されて数年が経過した結果、法科大学院における合格者数の輩出に差が出始めてきている。その結果、中下位レベルの法化大学院は、将来淘汰される可能性も否定できない。
・法科大学院サイドも合格率の上昇→入学志願者の増加→経営の維持のために、レベルが低い卒業生には新司法試験を受けることを推奨しないなどの措置を講じており、それによって合格率を少しでも上昇させようとやっきになっている。


以前の記事に記したとおり、私も過去に法科大学院を受験したことがあるため、元当事者の一人として興味深く読むことができた。前職や現在の顧問弁護士などにもそれとなく聞いてみると、現在のロースクール構想は成功しているとは言いがたいという回答がほとんどである。本書は、司法関係者にはある意味ショッキングな事柄が生々しく描かれている。現在法科大学院に通っている人には酷な内容だ。これからの日本の司法界には、あまり良い展望が見えてこないことだけは間違いないと思う。

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【プライベート】屋内型アミューズメント施設

今日は、家族で子供向け屋内型アミューズメント施設に行ってきた。一体どのような施設かというと、プラレール、積み木、三輪車、卓球台、トランポリン、ミニ四駆など子供向けの玩具等をプランに応じた1時間あたりの金額を払って利用することができるというものだ。子供がいくら騒いでも近所迷惑にならないため、なかなかありがたい施設である。子供も初めての砂場でとてもうれしそうにしていた。

20090726.jpg


小さい子供がいらっしゃる方は、半日は十分楽しめることができるので、一度足を運んでみてはいかがだろうか。

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2009年07月23日

【キャリア】図書館の有効活用/お金をかけないスキルアップ

1.図書館の有効活用
今日は、仕事が終わった後、図書館に立ち寄って本を借りてきた。その図書館は関西でも有数の図書館で100万冊以上の蔵書、雑誌、CDなどが保管されている。もちろんビジネス書や法律書なども豊富に保管されているので、私はよく利用しているのだ。

私はどちらかというと仕事のノウハウは本から盗んで蓄積していくタイプなので、図書館でビジネス・法律・会計・ITなどに関する書籍を借りて自分なりに勉強している。経済的にもお得なので、積極的に利用することをお勧めする。

ちなみに本日、私が借りた本は以下のとおりだ。















このうちのいくつかについては、後日書評を掲載したいと思う。

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ラベル:キャリア 図書館
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2009年07月19日

【書評】「取引基本契約書の作成と審査の実務」(滝川宣信/民事法研究会)

本カテゴリーでは、私が読んだ本(ビジネス書、専門書、小説などジャンルを問わず)の感想などを記述していきたい。




1.本書の構成
  第1章 取引基本契約書の意義と構成
   ・契約書の意義や効果について簡単に説明
  第2章 取引基本契約書の作成・審査の実務
   ・売主側および買主側から提示された取引基本契約書の審査ポイント
   ・修正案などについて解説を加えつつ詳細に記述している。

2.感想
著者は元デンソーの法務部長。本書は、類書の中で完成度が抜群に高い。様々な法的論点、判例などをおさえつつ、基本契約書の起案・修正方法について論じている。単なる学者本ではなく実践仕様の良書である。私は本書を職場の脇机に保管しており、頻繁に利用している。メーカー、商社の企業法務担当者には必須の本といえる。

本書は、前職で私が法務担当になりたての時に契約審査に関する様々な知識、ノウハウをこの本から習得した。私にとって「恩書」ともいうべき存在である。

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ラベル:契約審査
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【行楽】大阪空港で飛行機の発着陸の鑑賞/ささやかなプチバケーション?

昨日、家族で大阪空港に行ってきた。といっても、遠方へ旅行に行くからではない。息子が乗り物好きなので、妻の提案により飛行機の発着陸を眺めるためである。以前に本ブログで伊丹スカイパークの記事を書いたが、今回は空港から離れた場所ではなく、すぐ間近で飛行機を眺めることになった。

この空港の最上階はちょっとした展望台となっており、自販機でジュースを飲みつつ、ボーとすることができるのだ。昨日は、日差しはそう強くない一方で、風がよく吹いていたので、景色を楽しみつつ涼むことができた。息子も下記の写真のとおり、飛行機を興味深く眺めていた次第である。

20090718大阪空港.jpg


このように非日常的な空間を訪れることは、家⇔会社の往復生活を送る私にとってもいい気分転換になった。興味を持たれた方はこのような場所で一度足を運んでみてはどうだろうか。

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2009年07月18日

【プライベート】NHK教育番組もばかにできない!?

私には1歳7ケ月になる息子がいるが、やんちゃざかりで家中を走り回るので大変だ。お気に入りのおもちゃは車で家にある10個以上の車のどれかをいつも「ブーブー」と走らせている。あと、NHKの教育テレビもお気に入りである。例えば、以下の番組はとてもおもしろく大人が鑑賞しても楽しめるぐらいだ。

1.「おさるのジョージ」
 原作は絵本。主人公のジョージがいろいろトラブルを起こすも、最後は丸くおさまるというお話。あまりの無茶なストーリー展開に妻とツッコミながら見ている。



2.「みいつけた」
 私のハンドルネームもこの番組に登場するキャラから借用した。NHKらしくない「ゆるい」コンセプトになんか癒されます♪



3.「ピタゴラスイッチ」
 いろいろな仕掛け(ピタゴラ装置という)や日常のちょっとした知識を紹介する番組。「10本アニメ」「フレーミー」などは大人が見てもおもしろい。



NHKには他にもたくさんお勧めの番組があるのだが、私はこれらを家のハードディスクレコーダーに録画して、家に帰ってから家族で鑑賞している。普段、契約書審査とか法律相談というカタい仕事をしているため、こういった番組は私にとってある意味「癒し」になるのだ。
興味をもたれた方は一度見てみてはどうだろうか。

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2009年07月16日

【スキル】ショートカットキーの活用による知的生産性の向上

パソコンは我々の仕事には欠かせない代物であるが、漫然と使用していないだろうか。というのも、パソコンのショートカットキーを活用すれば、間違いなく仕事の効率が格段に向上すると断言できるからである。
ここでいくつか使えるテクニックを紹介する。
@Windowsキー+D
 1回で全てのウインドウを最小化することができる。もう一度、押すと全てのウインドウを最大化することができる。他のファイルを開きたいときに重宝する。
AF2
 ファイル名を変更することができる。今まで右クリックで名前変更を選択していたが、こちらの方が断然早い。
BWindowsキー+E 
 エクスプローラーを1回で表示させることができる。スタートボタン上で右クリックするよりもこちらの方が早い。
CCtrl+F
 探したい語句を検索することができる。オフィス系のソフトならばほぼ対応可能。
DCtrl+H
 語句を訂正したい場合、いちいち手打ちで修正しなくとも訂正前の語句と訂正後の語句を併記すると、その文書上の語句が全て訂正される。契約書の誤記を直すときに重宝している。

もはやIT能力は現代人にとって必須の能力である。パソコンはその代表格でもあり、このツールをいかに使いこなすかで知的生産性は劇的に変化するといえよう。従って、私は法律、会計、英語だけではなくパソコンに関する専門書も読み込み、ITスキルを向上させることに努めている。

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ラベル:スキル IT
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2009年07月13日

【企業法務】設置直後の法務部門の役割

1.法務部門の設置のきっかけは?
障害者団体向けの料金割引制度を悪用した郵便法違反事件で元部長が逮捕されたベスト電器で6月1日付で法務部が設置されている。

http://www.bestdenki.ne.jp/library/image/company/20090529jinji.pdf

しかし、総務部長と兼任という形式なので、おそらくこれは世間に向けたポーズというものだろう。果たしてまともに機能するかは微妙なところである。

企業が法務部門を設置するきっかけは様々であろうが、コンプライアンスに対する企業の取り組みが要請される時代なので、必要に迫られてというパターンが多いかもしれない。やはり収益には直接貢献しないため、経営者サイドは積極的になれないのだろう。法務部を作るのは簡単だが、実際にゼロから法務体制を構築していくのは本当に大変であり、法務部長の役割が問われるところだ。

2.設置直後の法務部門の役割

かくいう私も前職である会社には法務部門の設置と同時に入社することとなり、なかなか苦労したものだ。一番大変なのが、社内への認知活動であった。そのため、どのような簡単な仕事でも迅速かつ良質の成果を生み出すことを意識した上、法務部門がどんなに役立つか宣伝することに努めたのである。それでも最初の半年は暇な日々を送っていたものだ。言い換えると、完全に給料泥棒状態だったと思う(笑)。

同時期に入社した某先輩は、あまりの暇さにモチベーションが下がったらしく、半年ほどで転職していった。某先輩は十分なキャリアを持った人だったので、次の転職先が見つかったのだが、私は法務経験がその会社が初めてだったので、そうもいかず悩んだものである。それでも、設置後1年ほどするとコンスタントに契約審査依頼や法律相談依頼などが舞い込むようになり、自信につながった。そのときの経験が自分に非常にプラスになっており、現在の職場でもそれは生かされている。

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ラベル:企業法務 法務部
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2009年07月12日

【キャリア】ビジネス書を自分の血と肉とする方法/ノートPC内に知的資産として蓄積する

1.ビジネス書のメリット
ビジネスマンがキャリアを構築していく上で大切なことは常に勉強し続けることだ。自分の周りの優秀な上司、先輩からノウハウを教えてもらう、自部門に保管されているマニュアルを習得する、それも大事なことである。

しかし、ビジネス書を通読することも非常に効果的である。ビジネス書には著者が長年をかけて習得した知識、ノウハウ、経験が凝縮されている。さらに、せいぜい1500〜2000円で入手することができ、コスト&リターンの観点からも非常にお得である。私は、どちらかというと仕事のノウハウは本から盗むタイプで、ビジネス・法律・会計・ITなどの書籍を購入または図書館で借りることにより、通勤時間などを利用して月に10〜20冊は読むようにしている。

2.ビジネス書を「知的資産化」する
ここまではよく聞く話である。しかし、皆さんも経験があるかもしれないが、「これを読めば、こうなれる」と幾分高揚した気分で購入した後、とおり一遍通読しても、時間とともに忘れていくということが少なからずあると思う。実は、私もその例だったのだが、これでは、完全に本に記述されている知識、ノウハウを自分のものにしたとはいえないため、いろいろ試行錯誤したあげく、次のような方法をとることにしている。

1.自分のノートPCのマイドキュメントに「知的資産」というフォルダを設けてさらに、次のフォルダを作成する。
  @人生論
  A仕事論
  B会社論
  Cキャリア形成
  Dコミュニケーション能力
  E思考力・判断力・分析力
  F文章力・文書作成能力
  G情報整理力・ファイリング力
  H交渉力・説得力
  I計画力・予定管理能力
  Jプレゼンテーション能力・発信力
  Kチーム行動力・協調性
  L勉強法・自己研鑽能力
  Mマネジメント能力・上司力
  N社会・経済
  Oライフプラン・マネープラン
  P育児・教育
 2.通読したビジネス書のうち、参考になった箇所をワード文書として作成した上(本記事の末尾に具定例を掲載)、上記フォルダのいずれかに保管する。

最初はノートに書き出していたのだが、私は字が汚いし、加筆しにくいため、ノートパソコン内に保管することにしたのだ。これは、経済評論家の勝間和代氏の大ベストセラー「効率が10倍アップする新・知的生産術」に影響を受けてのことである。同氏いわく、「ノートパソコンは、1つのコンパクトな場所に大量の情報を保管でき、簡単に検索できる」。

このようにすれば、いわばビジネス書より得たノウハウを自分の血と肉として、すなわち「知的資産」として完全に自分の財産とすることができる。これはこれで手間がかかるが、自分のキャリアを構築していくには有効かつ確実な方法ではないだろうか。


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posted by Sabosan at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする