2009年11月28日

【ノウハウ・仕事術】Wordスキルの向上について

企業法務担当者は、契約書などの文書作成が主な業務であるため、最も使用するソフトウェアは、マイクロソフトのWordだと思う。このソフトは、かなりの機能を有しているのだが、ヘルプを読むだけでは、どのような機能を有しているかについてわかりにくい。

以前にも述べたように、私はこれからの時代はITスキルの如何によって個々人の知的生産性にも格段の相違が生じてくると考えている。そこで、私は法律書・ビジネス書に限らず、IT系の本もそれなりに読んでいるのだが、最近良く読んでいるのがWord関連の本だ。例えば最近読んだ本は、以下のとおりである。



パソコン解説本の元祖的存在で、入門編としてピッタリ。私が最初に読んだのは、Word97だったが、非常にわかりやすかった。(ちなみに私はこのシリーズが好きで各種本をそろえている。本ブログを始めるときにも参考にさせてもらった。)



中級〜上級者向けの解説本。コンパクト六法なみの分厚さがあり、ボリュームがある。Wordの各種機能が紹介されており、様々な場面で対応できる。職場の机に置いておき、辞書的に使用すればよいと思う。



「こうしたいときにはどうすればいいのか?」という場面ごとに説明されている。これも辞書的に使用するのがいいと思う。


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ラベル:WORD IT
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2009年11月20日

【契約審査】契約審査の回答期限の設定と管理 その2

先日の記事に対して、hiroさんからコメントが寄せられている。(hiroさん、どうもありがとうございました。)

確かに大手企業の場合、リアクションがかなり遅いときがある。やはり大手は、それだけ扱う契約書の数もハンパではないのだろう。

かなり以前になるが、私は前職在職中に、大阪弁護士会がロースクール卒業者を企業法務担当者として採用することをアピールする旨の企業向け説明会に出席したことがある。そこにパナソニックの法務本部長がパネリストとして出席していた(その他、NHKや京セラの社内弁護士も参加していたと思う)。その法務本部長は、同社が年間に扱う契約書の数は1万件(!)以上とおっしゃっていたが、やはりあれだけの大企業となるとそれぐらいになるのだろう。実際のところ、同社 法務本部内には契約審査だけを行う部署があるようだ。メンバーも50人以上はいるらしい。このような部署があるならば、適切に期限管理もなされているのだろうか?一度聞いてみたいものである。

いずれにせよ、私は契約がキチンと締結されるまでは仕事だと考えているので、可能な限りはフォローしていきたいと考えている。このあたりは自分なりにいろいろ試行錯誤して取り組んでいきたい。


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2009年11月17日

【契約審査】契約審査の回答期限の設定と管理

法務担当者の契約業務における役割は、契約書のリスク特定/評価/対応検討だけではない。自社と相手方との契約締結が適切に行われるまで適切に対応することだ。例えば、依頼者に契約審査の結果を報告するとともに、契約相手方からの自社案に対する回答が到着するまで放置するのではなく、一定期間経過しても何らかのリアクションがない場合、こちらから催促などの適切なフォローを行って、契約締結まで至るように事態をもっていくことが必要だと思う。

私の場合、依頼者に契約審査の結果を電子メールで回答してから2ケ月を経過しても全く返事がない場合は、回答時に送信した自分のメールを再度依頼者に転送した上で、現状把握と回答催促をお願いするメールを送るようにしている。この場合に役立つのが予定管理ソフトであるOutlookである。タスクの期限を2ケ月後に設定しておけば、アラームウインドウが起動して通知してくれるので、このように契約期限管理を行う際には非常に役立つのだ。

ただし、こちらが依頼者を通じて2度、3度と催促して、全く返事を寄こさない困った契約相手方も存在することも確かだ。この場合はさすがにお手上げで相手方の回答をひたすら待つしかない。実際のところ、私の手元には回答から1年以上経過する案件もあり、頭痛の種となっている。


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ラベル:Outlook
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2009年11月13日

【書評】「極悪がんぼ」田島隆/東風孝広(講談社)

先日、本ブログで漫画「カバチタレ!」を紹介させて頂いたが、その後なんと「原作者」と名乗る方からコメントを頂いた。もし、そうならば、田島隆氏ということになるのだが、本当にご本人だろうか?もし、そうならば、そのような方に(偶然とはいえ)本ブログを読んで頂き、誠に恐縮である。




さて、同一の作者による本書は、週間モーニングの姉妹誌「イブニング」で連載されているのだが、「カバチタレ!」と同じく広島が舞台でいわゆる事件屋が主人公の裏社会ビジネスを描いた漫画である。「カバチタレ!」では、主人公が法律を武器に義理と人情と正義感で様々な問題をクリアしていくのに対して、本書は(法律知識を多少は生かしながらも)人の弱みを握ったり、詐欺まがいの行為で利益を獲得していく悪徳業者が立身出世を目指すというストーリーだ。

とはいっても、他のキャラはともかく、主人公は不幸な生い立ちからか臆病な性格で、時には弱者に優しく接するなどの態度を示すため、決してイヤなタイプではない。また、登場人物間の人間模様も「カバチタレ!」と同様にかなり奥深く描写されているため、私も感情移入しながら読むことができた。世界観も「カバチタレ!」と共通で同書の登場人物が時々脇役&敵役で登場するのもおもしろい。いわば、「裏カバチ」ともいうべき本書だが、世の中のどこかで実際にこういう話もあるのでは?と考えると社会勉強として非常にためになる漫画だと思う。

「カバチタレ!」と同じく本書を私の妻に勧めたところ、絵柄に難色を示していたが、今では本人も「面白い」と言って読んでいる(笑)。興味を持たれた方は、インターネットカフェ等で読んでみてはいかがだろうか。

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2009年11月10日

【契約審査】共同研究開発契約書のポイント

現在、知的財産権系の標準契約書の整備を進めている。この作業も大詰めを迎えており、社内公表間近なのだが、そのうちの1つである「共同研究開発契約書」に触れてみたい。

1.共同研究開発契約書とは
共同研究開発契約書とは、複数の事業者間において、各々が有する技術・ノウハウ・資材・設備等を相互に提供することによって、新しい技術・製品等を創出することを最終目的として、研究開発を共同で実施するにあたり、当事者の権利義務等その取り扱いについて定めた契約書である。

2.共同研究開発契約書のポイント
共同研究開発を行う場合、当事者間において将来の紛争を避けるために、主に以下の点について契約書において明確に定める必要がある。

 @研究開発名称
 A研究開発期間
 B研究開発における当事者の役割分担
 C研究開発に要する費用の負担割合
 D研究開発の成果物の取り扱い
 E成果物を特許権として権利化する際の取り扱い
 F研究開発の終了

中でもDが最重要項目だ。研究成果の権利帰属はどうなるのか。単有/共有か。共有の場合、持分はどうするのか。また、完成した技術を使用して需要家向けの製品を製造する場合、どの当事者が製造、販売などを行うのか。少なくともこれらについて定めておく必要がある。もし、一方だけに実施権が付与されるならば、それは実施許諾となり、ライセンス契約書の締結も視野に入れる必要がある。このあたりは、当事者間においてトラブルになりやすい論点なので注意が必要だ。

共同研究開発契約書については、以下の資料が公開されている。細かい論点まで網羅しており、非常に優れた資料だ。興味を持たれた方は、参照してみてほしい。

http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/chiiki/20030414patenttebiki.html



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2009年11月08日

【音楽】コアーズ「Unplugged」

最近、私が通勤電車でよく聴いているのが、コアーズのCDだ。現在は活動休止状態なので、ご存知ではない方もおられるかもしれないが、アイリッシュで郷愁的な音楽観が日本人にも合うのか、日本でも結構人気のあったバンドだった(と思う)。過去に来日公演を二度行っているのだが、チケットが取れず、残念ながらコンサートには行けなかった。

私が知ったのは、レンタルショップでセカンドアルバムを偶然借りたことからなのだが、私がこのバンドを今でも好きなのは、アコースティック・サウンドが耳に心地良いからだ。特にボーカルの声とバイオリンの音色が非常にすばらしい。私にとってヒーリングミュージックともいえるため、このバンドのアルバムやDVDは全て所有しているが、最近通勤電車で聞いているのがこのアルバムである。



<曲目>
@Only When I Sleep
AWhat Can I Do
BRadio
CToss The Feathers
DRunaway
EForgiven Not Forgotten
FAt Your Side
GLittle Wing
HNo Frontiers
IQueen Of Hollywood
JOld Town
KLough Erin Shore
LSo Young
MEverybody Hurts
NDreams

特に私のお気に入りは、BやJである。






このバンドの音楽は、合う人には合うと思う。ベスト盤も出ているため、興味を持たれた方はレンタル等して是非聴いてみてほしい。


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ラベル:コアーズ
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2009年11月05日

【企業法務】コミュニケーション能力の重要性

1.法務担当者に求められるスキル
法務担当者に要求されるスキルは様々なものがある。例えば、法律知識や文書作成能力、自己研鑽能力などだ。これらも重要なのだが、これが一番求められるのではないかと常々思っているスキルがある。それは、コミュニケーション能力である。


2.コミュニケーション能力の重要性

例えば、案件の依頼を受ける際には、適切にリスクを抽出・評価するために依頼者より当該内容に関する事実・背景・要因等について余すことなく聞き出さなければならない。案件に対する回答時には、依頼者に納得してもらうために、当該回答の内容と根拠を正確に説明する。場合によっては、図面にして説明する。次に、顧問弁護士等に相談を行う場合には、相談内容の概要・詳細についてわかりやすく説明するとともに、自分の見解を付記する。相談の回答を受領する際には、それを正確に理解した上で、疑問箇所については忘れずに確認を行う。また、上司に報告・連絡・相談を行う場合には、必要な情報を過不足なく提示すると共に、上司より指示・命令を受ける際にはその内容をしっかりと把握し、自分のミッションを確認する。

このように、私たちは、仕事を処理していく上で高いコミュニケーション能力が必要とされると言っても差し支えないだろう。企業法務に限らず、仕事を行っていくためには、地味ではあるものの、この能力が一番重要ではないだろうかと考えている。そのため、私はコミュニケーション関連のビジネス書を普段から意識して読んでいる。最近、読んだ本は以下のとおりだが、これらに限らず、関連本を読むことをオススメしたい。













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