2011年04月27日

【情報整理】私のEVERNOTEのノートブックの紹介/まだまだ発展途上ですが…

私がEVERNOTEを使い始めてもう1年ほどになる。その間、市販の解説本やブログ等を参考にして自分なりの使い方を試行錯誤してきた。そのかいあってか、まだまだ改良の余地はあるものの、私なりのスタイルも確立されてきたので、ノートブックの設定を中心にEVERNOTEの使用方法についてご紹介したい。

1.ノートブックが要
ノートブックはパソコンの「フォルダ」に相当するものであり、ノートをどのような基準で分類するかの指標となるのだが、このあたりはユーザーの志向が大きく反映されるため、その分類方法は千差万別である。従って、自分なりに判断基準でノートブックを設定し、随時改良を加えるのが正しい使い方だと思う。

なお、ノートブックの順序は、そのタイトル名によって自動整列されるため、「001」「002」など冒頭に数字を入れて調整するのがコツである。さらに、ノートブック・スタックを使えば、同一カテゴリーのノートブックをまとめることが可能となり、視覚的にも見やすい。

2.私のEVERNOTE
現在のところ、私のEVERNOTEのノートブックは、以下のとおりだ。

20110427EVERNOTE(1)
20110427EVERNOTE(1) posted by (C)Sabosan

20110427EVERNOTE(2)
20110427EVERNOTE(2) posted by (C)Sabosan


<000 INBOX>
EVERNOTEの玄関ともいえるノートブック。全ての情報はまずいったんこのノートに保管した上、そのカテゴリーの応じて、以下の各ノートブックへ移動する。

<100 一時保管>
一定時間寝かせておくノートはここに保管する。
100 未整理(時間のあるときに見直すもの)
110 アイデア(仕事やプライベートのアイデアなど)

<200 SNS>
ブログやTwitterなどの情報を保管する。
210 BLネタ(ブログのネタなど)
220 MYBL(私のブログの記事。Blogtrottrを使用して更新されるたびにINBOXに保管されるように設定しており、随時こちらに移動)
230 BLワード(以前の記事で紹介したように、seasaaブログには、どのような検索ワードで私のブログにたどりついたか把握できるのだが、その検出結果一覧)
240 TW(Twitterのマイツイート。これはtwtr2srcを利用して、INBOXを経由せず、直接こちらに保管される)

<300 IT>
IT関連のノートを保管する
310 EVERNOTE(EVERNOTE関連の情報)
320 Firefox(Firefox関連の情報)
330 iPod(iPodTouch関連の情報)
340 Google(Google関連の情報)
350 サイト(気になるサイトの情報)
360 その他

<400 仕事>
仕事スキル関連の情報を保管する。
410 仕事術(仕事術全般)
415 キャリア(自分のキャリア構築に役立つ知識)
420 思考法(ビジネスシンキングに関する知識)
425 情報整理(情報の整理法に関する知識)
430 GTD(予定管理・タスク管理に役立つ知識)
435 文章力(文章力向上に役立つ知識)
440 コミュニケーション(コミュニケーションに役立つ知識)
445 交渉術(交渉テクニックに関する知識)
450 プレゼン(プレゼンテーションに役立ち知識)
455 マネジメント(マネジメント論)
460 勉強(勉強法に役立つ知識)
465 会社・組織(企業や組織論に関するニュース)
470 社会・経済(私が特に印象を受けた社会全般に関するニュース)
475 英語

<500 企業法務>
企業法務に関する情報。ただし、法務業務に役立つノウハウ的なものは自部門のサーバに保管している。
510企業法務(企業法務全般に関する知識)
520他社法務(他社HPなどで自社の法務担当者が紹介されるケースがあるが、参考にクリップしている)

<600 プライベート>
私のプライベート全般に関するノートを保管する。
610 ライフプラン(人生設計に役立つ知識)
615 処世術(世渡り術全般に関する知識)
620 格言(印象を受けた名言・格言)
625 書籍(興味を持った書籍)
635 アイテム(興味を持った新製品情報など)
640 連絡先(住所録)
645 映画(私が鑑賞した映画の記録)
645 教育(育児や教育に関する知識)

<800 ライフログ>
ライフログ全般に関するノートを保管する。
810 瞬間日記(以前の記事で紹介した瞬間日記について、その記録を1ケ月ごとにバックアップする)
815 DailyDeeds(以前の記事で紹介したDailyDeedについて、そのログを1ケ月ごとにバックアップする)
820 携帯メール(以前の記事で紹介した携帯メールで送信したアイデアについて、自分の思考ログとして保管しておく)

<999 その他>
上記カテゴリーに該当しない情報はこちらに保管する。

3.まとめ
以上のとおりだが、私のEVERNOTEは、まだまだ開発途上である。ネットでは様々なユーザが自分なりのEVERNOTE術を紹介しているが、私もこれらを参考にして、EVERNOTEをうまく使いこなしていきたいと考えている。


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2011年04月25日

【手帳術】自宅で実行するタスクをあらかじめ手帳にメモしておき、時間を効率良く活用する

本日は、久しぶりに手帳絡みのネタを。

我が家では、子供二人が小さいので午後9時〜10時くらいには就寝しているのだが、私はブログの執筆、読書やその他の用事は朝早く起床して行っている。従って、私にとって、朝起きてから会社に出勤するまでの数時間が貴重な自由時間であり、無駄に過ごすことができないのである。

従って、当該時間にどのようなタスクを実行するか事前に明らかにするべく、自分のシステム手帳に「自宅タスク」というリフィルを用意している。例えば、職場や通勤途中でふとしたことで、思いついたタスクはこちらに以下のとおりどんどん書き込むようにしている。

・○○の本を読んで読書ノートをつける
・ブクログに○○を登録する
・ネットでInstagramについて調べる
・○○のアプリをおとす
・○○の記事についてブログを書く
・○○の雑誌をスキャンしてEVERNOTEに保管
・家族で遊びに行く○○についてネットで調べる
・iPod touchのIOSをアップデートする


つまるところ、これは「自宅におけるやることリスト」なのだが、あらかじめタスクを一覧化しておけば、余裕時間ができた場合でも効率よく行動することができる。そして、タスクを完了するたびに横線を引いて「実行済み」扱いとする。特に私の場合、仕事の合間合間に「そういえば、あれをしなければ…!」とアイデアが思い浮かぶことも多く、素早く手帳にメモした上、仕事に戻るということもよくあるのだ。

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2011年04月21日

【お勧めサイト】「ブクログ」/インターネット上に自分の読書記録(ログ)を保管する

1.タイトル
 「ブクログ」
 http://booklog.jp/

2.利用対象
 ・読書記録を作成したい方

3.解説
本サービスは、Web上に自分の本棚を作成し、その読書状況について記録を残すことができるというクラウド型サービスである。使用方法もそれほど難しくなく、IDを取得すれば、スイスイと簡単に本の登録ができるのだ。

20110420ブクログ画面
20110420ブクログ画面 posted by (C)Sabosan

本サービスは、主に以下の特徴を有している。

@SNS的な付属機能
単純な読書データベースというわけではなく、登録した本には、ランクをつけたり、感想も記入することができる。また、その本について他のユーザがどのような評価を行っているかも確認することができ。

Aスマートフォンへの対応
クラウドサービスだけあって、使用環境はインターネットに接続したパソコンというわけではなく、iPhoneやAndroidにも対応している。従って、外出時でも自分の本棚を確認することができる。

写真 1
写真 1 posted by (C)Sabosan

BiTunes Storeアイテムへの対応
まだ、ベータ版の段階だが、iTunes Storeアイテムも本棚に登録できる。従って、自分がiPhoneで使用しているアプリについても情報管理できる。

Cブログパーツ
すでに本ブログのサイドバーに表示しているとおり、本棚を自分のブログに表示することができる。これによって、ブログの表現力が増すことができる。

以前の記事において、私は図書館で借りた本をエクセルデータに記録していることについて言及したが、最近は、借りた本/購入した本であるとを問わず、書籍に関する情報は全てブクログに集約するようにしている。本サービスを活用すれば、自分の読書記録を比較的簡単に保管することができ、後日それを振り返ることができる、いわば、本サービスの活用は「ライフログ」にも通ずるので、うまく活用していきたい。


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2011年04月17日

【仕事術】人事考課への被考課者への取り組みとは/考課者への提出物に数字・データ等を多く反映させる

1.前期を振り返る時期
さて、先日の記事では新入社員の季節と述べたが、既存のビジネスパーソンにとっては、人事考課の時期でもある。多くの企業において、昨年4月から今年の3月までの仕事の実績について、上司が人事考課をつけて、人事部門にそれらを提出するだろう。そして、昇給・賞与にはその人事考課が反映されるという方も多いはず。

営業担当者など売上などの数字を示すことができる職種ならばともかく、法務担当者を含む間接部門はそのような事がなかなか困難なので、自己実績をどのように記載するか悩むことも多い。しかし、私としては、上司に提出する業務報告書面には以下のような項目を記載するようにしている。

@契約審査の件数とその主な内訳(前年比データも含む)
A法律相談の件数とその主な内訳(前年比データも含む)
B輸出管理の件数とその主な内訳
C自分が取り組んだ法務・コンプラ上の課題とその解決策
D既存業務の改善内容とその効果


私の場合、「どのような仕事を」「どのような数量について」「そのように処理したか」「どのような効果をもたらしたか」について数多く盛り込むようにしている。考課者の立場で考えると、曖昧としたものではなく、具体的な指標(データ)がある方が被考課者の考課を下しやすいと考えるからだが、どうだろう。

2.人事考課の仕組み
また、社内で人事考課のルールが公開されているならば、それらをよく読みこむようにしたい。それらに人事考課のポイントが示されているはずであり、自分がどのような箇所をどのように自己アピールすれば良いかのヒントが隠されているはずだ。

人事考課のあり方は会社によって様々だろうが、根本的なやり方は同じだと思われる。以下の書籍は人事考課者の立場で書かれた書籍だが、私は会社がどのような考えに基づいて人事考課を行うかの「手の内」を知るため、図書館で借りてきて研究した次第。

人事考課の実際 (日経文庫)人事考課の実際 (日経文庫)
金津 健治

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人事考課ハンドブック人事考課ハンドブック
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3.まとめ
世の中には「能ある鷹は爪を隠す」という格言があるが、私はビジネスパーソンならば、ある程度の自己アピールも大切でないかと考えている。グローバル化が進み、企業競争が激化している現在、会社による社員の評価方法もドラスティックに大きく変容しつつある。

従って、私は、「自分が会社に対してどのように貢献しているか、どのような実績をあげているのか」という事をマネジャーを通じて会社に対して積極的かつ明確に行う必要があるのではないかと考える。


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2011年04月14日

【仕事観・キャリア論】フレッシュな新入社員を見かける桜の頃/自分自身も初心に戻ります

1.関西では桜が満開に
4月の半ばにさしかかり、関西地方では桜が満開となりつつある。駅に向かう途中や通勤電車の車窓からもピンク色に咲き誇った桜が見え、もはや春爛漫という感じである。ラジオなどからも桜にちなんだ以下の曲がよく流れている。子供が生まれた現在では、ほとんど自前のアコースティックギターに触ることができないのだが、以前は、これらの曲は私自身もよく演奏したものである(ギターに触りたいなあ…)。







2.今の時期に必ず見かける風景
さて、今の時期に必ず見かける風景は桜だけではない。それは、真新しいスーツを着て緊張した面持ちの新入社員である。私が利用している通勤電車でも4月に入ると、通勤通学の新入社員・新入生たちでどっと人口密度が上昇し、私も苦労しながらiPodtouchを触っている次第。この状況は5月のGWが過ぎるまで、解消されないので、この時期は通勤が大変なのだ。

また、自社でも現在、新入社員が別フロアで研修中らしく、ときおりすれ違うのだが、いずれも皆、私に向かって「おはようございます!」「お疲れ様です!」と挨拶するので、私もついつい「初々しいなあ…」とその若さをうらやむ気持ちがないでもない。

3.1●年前の私
振り返ると、彼らと同じ年齢のときの私はどうであったか?以前の記事でも述べたが、私は大学4年生の夏頃から大阪市内の司法書士事務所においてアルバイトを始めており、当時は司法書士試験に真剣に取り組んでいたため、就職活動というものは行わず、大学卒業と同時にその事務所に就職したクチである。従って、全く新しい環境に飛びこんだというものではなく、今までどおりの仕事を行っており、法務局・銀行・市役所などを飛び回っていた。変わったといえば、服装が私服からスーツになったぐらいだろうか。

ただ、スーツを着て仕事を行うというのが遂に社会人の仲間入りになった、となんとなく誇らしく感じたものだ。もっとも、その当時は、自分がその後に何度かの転職を経て企業法務、輸出管理、コンプラという仕事に従事したり、プライベート面では結婚して子供を二人ももうけるという姿まで全く想像もつかなかった(まあ、誰でもそうかもしれないが…)。その時々に直面したいくつかの場面で選んだ選択肢の結果、「現在の姿」になっていた、というのが真相である。従って、果たして、将来の自分はどうなっているのか想像もつかない。

いずれにせよ、この時期になると、「昔の自分」「現在の自分」「将来の自分」というものをついつい考えてしまう私である。


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posted by Sabosan at 05:40| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月10日

【企業法務】「企業法務」という仕事のやりがい、楽しみ、大変さ、苦労とは?/tetsuさんへの回答

先日の記事に対してtetsuさんより以下のようなコメントが寄せられた(tetsuさん、コメントどうもありがとうございました)。どうもこの方は私も参加している「日本ブログ村」の「戦うサラリーマン」というカテゴリーランキングに参加されている方のようだ。

初めまして。
製薬会社で営業をやっている者です。
もともと大学時代は文学部出身でしたが、学生時代に法律に興味があり、行政書士の勉強もしていました。今は営業(MR)をしながらビジネス実務法務検定の勉強をしています。営業畑でずっと仕事してますが、せっかく製薬会社に勤めているので、薬事法やコンプライアンスに関する業務に携わるという意味で、法務部という部署に興味を持っているところです。
企業の法務に関わる仕事について、やりがい、楽しみ、逆に大変さ、難しさってどんなところであると感じてらっしゃいますか?
差支えなければ教えて頂ければ幸甚に存じます。
宜しくお願いします。


逆に、ブログの良いネタを頂いたので、ブログの記事に取り上げさせて頂きます。ただし、あくまでの私一個人の見解であることをご了承下さい。

1.企業法務の仕事とは
企業法務とは、文字どおり企業がビジネス活動を行うにあたり、発生する様々な法律的な問題を解決していく仕事である。一般的には、その業務としては、@契約書作成・審査、A法律相談、Bコンプライアンス、C訴訟対応、D債権回収、D社内法教育などがあげられる。しかし、会社の業種やそのビジネススキームがBtoB型/BtoC型のいずれかによって、その比率や詳細部分は大きく異なってくると思われる。例えば、私の現職では、@Dが重要視される一方、Tetsuさんの所属する製薬会社では、@ABなどが重要視されるかもしれない。特に、私も薬事法について少しかじったことがあるので、その概要は知っているのだが、医療機器や医薬品を製造・販売するにあたり、Bは絶対にクリアしなくてはならないのだ。

ただし、企業法務を所管する法務部門であっても、人事部・経理部・総務部のように社内に対するビジネスサービス部門であることには相違ない。従って、六法全書や法律の専門書などを取り扱うため若干アカデミックな印象を受けるものの、華やかな営業部門や企画部門などに比べて、「縁の下の力持ち」的な地味なスタッフ部門であることには変わりない。

2.企業法務のやりがい、楽しみ
私にとって一番やりがいを感じるのは、社内クライアントから感謝の言葉を言われたときである。「さすがプロフェッショナル!」「いつも助かります!」「頼りにしていますよ」と言われると、この仕事をやって良かったなあ、とよく実感する。また、私の関わった自社定型契約書やコンプライアンスルールが社内に公表されると、「自分がこの会社のルールを作っているのだ」という達成感を味わうこともしばしばである。

3.企業法務の大変さ、難しさ
一方、大変だなあ、と思う点は、常に自分の知識をアップデートする必要があるという点。例えば、現在、民法の「債権法」の改正作業が進んでおり、法律系専門雑誌等を読んで、これらについてフォローするとともに、自社におけるその対応方針(自社定型契約書の改訂や法務マニュアルの改正など)を検討する必要がある。また、国際取引を行っている企業ならば、英文契約書を取り扱うことは避けられないため、英語などの語学力等についても磨きをかける必要がある。

もちろん、スペシャリストである前に、会社に所属するビジネスパーソンである以上、上記専門知識のみならず、ビジネス書なども読んで自分のビジネススキル(ビジネスシンキング・ビジネスライティング・マネジメント等)を磨いていく必要があることは言うまでもない。このように、企業法務担当者は現役である限り、常に勉強し続けなければならないことが、大変といえば、大変かもしれない。

従って、上記より企業法務担当者に求められる要素としては、以下の項目だと考える。

@一定の法律知識およびそれを随時アップデートするため勉強を継続し続ける自己啓発心
A社内クライアントや顧問弁護士と円滑に意思疎通できる優れたコミュニケーション能力
Bリスク対応文言を明確かつわかりやすく文書化できる優れた文書作成能力
C外国企業との取引契約書をレビュー・ドラフティングできる一定の英語力


4.tetsuさんへ
さて、上記のような回答になるのですが、いかがでしょうか?それはそうと、営業のお仕事をなさりながら、ビジ法のお勉強をなさるのは、とてもすばらしいですね。その意欲はキャリアの前進につながると考えます。もし、貴社に企業法務担当者が存在するならば、気軽に相談するなどして、社内ネットワークを築いておくことをお勧めします。企業法務担当者を味方につけておけばいざというとき頼りになりますので。

また、企業法務、というより法務部門のあり方について興味がおありならば、わかりやすく説明された以下の書籍が発売されていますので、ご一読をお勧めします(立ち読みで十分です)。私もこの書籍に出会って「企業法務」という仕事があることを初めて知り、その結果、人生が変わりましたから。

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2011年04月08日

【契約審査】現在情勢下において重要性を増した条項/不可抗力免責条項について

1.不可抗力免責条項とは
不可抗力免責条項とは、継続的な商取引契約書において使用されることが多い契約条項の一つである。その趣旨は当事者のコントロールを越えた事由(例えば、戦争・暴動・ストライキ・地震・台風・洪水など)によって契約上の義務履行が困難となっても、その当事者に対して債務不履行責任は追及されないというものである。

この条項は、売主と買主との継続的な売買取引を定めた取引基本契約書などに使用されることが多い。例えば、市販の契約書本などを参照すると、以下のようなモデル条項が紹介されている。

甲(=売主)は、本契約の履行が天災地変、戦争、暴動、内乱、通信回線の事故、公権力による命令処分、その他戦争行為など不可抗力により遅延または不能となった場合には、免責される。


2.現状況下において重要性を増した条項
この不可抗力免責条項については、以前の記事において紹介させて頂いた「契約実務と法」という書籍においても詳しく説明されている。私もこの本を読んで、自社が売主となる取引基本契約書には忘れずに明文化するようにしている。とはいうものの、内心では「果たして、日本においてこのような天災地変が起きるのだろうか」と疑問に思ったりもしていた。

しかし、3月11日に発生した東北関東大震災によって、そのような考えは覆されてしまった。地震そのものによって発生したライフラインや工場設備に対する損害だけではなく、今後は関東地方における計画停電の実施によって、メーカーの生産・物流体制にはかなり深刻な影響を受けることも推測される。従って、法務担当者にとってこの不可抗力免責条項というものは、にわかに重要性を帯びることになるのではないだろうか、と推測する。

もっとも、たとえそのような事情においても、「契約書で不可抗力免責条項が規定されていますから、当社は責任を負いません」という一辺倒では、相手方との長期的なビジネスに支障が出るだろうし、実務レベルでは例えば営業部門同士が双方にとってうまく折り合いの対応策を協議により決定することも多いだろう。しかし、それすら合意に至らない場合には、本条項が相手方に対する「最終的な武器」となりうるかもしれない。

英文契約書などでも、「GENERAL TERMS(一般条項)」の一つとして、不可抗力免責条項である「FORCE MAJEURE」が定められていることが極めて多い。これは国際間取引ならば、様々なリスクが想定されるため、無理からぬことなのだが、まさか国内取引において発動することになろうとは…。

いずれにせよ、自社が売主(サプライヤー)となる場合には、この「不可抗力免責条項」の有無やその内容について留意しておく必要がありそうだ。

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河村寛治

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posted by Sabosan at 05:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 契約書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする