現在、毎週水曜日にアニメ「ガンダムビルドファイターズトライ」が放映されており、私も一ガンダムファンとして録画したものを息子と一緒に鑑賞している。
このアニメのコンセプトは、登場人物が製作したガンプラ同士をシステム上において、3対3のチーム戦で戦わせるというもの。従って、これまでのガンダム作品のように、ニュータイプや強化人間は登場せず、人が死ぬ場面が描写されるわけでもない。従って、作中で戦う意味や善悪論が取りざたされることもなく、どちらかというと明るい作風となっている。
本作は、2013年秋に放映された「ガンダムビルドファイターズ」の続編であり、おそらくガンプラ人気を再燃させるためという狙いもあるのだろうけど、ストーリーもシンプルで小さい子供たちにも理解しやすいと思う。その一方で、本作には過去のガンダムシリーズから様々なガンプラが登場する一種のクロスオーバー的な位置づけなので、旧来のガンダムファンにとってお祭りのような作品だ。
先日、本作を鑑賞していると、一緒に観ていた息子が「ボクもガンプラを作りたい」と言い始めたので、先週末に早速ガンプラを購入して、息子と一緒に製作することにした。今回製作するのは、作中に登場する主役機である「ビルドバーニングガンダム」である。

20150129ビルドバーニングガンダム(1) posted by (C)Sabosan
私がプラモデルを組み立てるのはおおよそ数十年ぶりだが、1時間ほどで完成することができた。しかし、私が子供であった頃と違って、以下のような点がグレードアップしており、技術の進歩には大いに驚かされた。
@接着剤は不要でパーツを噛み合わせるだけでよい。(昔はシンナーなどでパーツ同士を接着した)
A関節部がPC素材で構成されており、様々なポーズをとらせることができる。
Bあらかじめ基本設定に基づいた色彩のパーツが用意されており、組み立て後に色を塗る必要がない。
最初は親子二人で製作していたが、息子は途中で飽きてしまったのか、「あとはパパが作って!」と私に丸投げした(泣)。なんとか完成することはできたが、完成したプラモデルは、様々なポージングが可能で、その稼働範囲の広さには驚いた。昔のプラモデルは立たせるのが精いっぱいだったのに・・・。

20150129ビルドバーニングガンダム(2) posted by (C)Sabosan

20150129ビルドバーニングガンダム(3) posted by (C)Sabosan
2.子供の頃の愛読誌 コミックボンボン
プラモデルやガンダムビルドファイターズトライに関する記事を書いていて、ひさしぶりに思い出したのが、コミックボンボン。これは子供向けの月間漫画雑誌で小学館のコロコロコミックのライバル的な雑誌である。ボンボンでは、アニメやゲームや模型を題材にした漫画を連載しており、私はコロコロよりボンボン派で、毎月こづかいで購入していた。(しかし、現在は休刊中)
特にお気に入りは「プラモ狂死郎」という漫画で、そのストーリーは、ロボットアニメのプラモデルが大好きな少年(京田四郎)が、プラモデルを本物さながらに戦わせることができる「プラモシミュレーションマシン」でライバルたちとプラモデルを仮想空間で戦わせ、次第にモデラーとして成長していくというもの。このストーリーはまるで、「ガンダムビルドファイターズ」とそっくりだが、むしろこのアニメのアイデアは「プラモ狂死郎」がベースになっているのだろう。
「プラモ狂死郎」は当時の子供たちに大人気で、クラスでもよく話題になったもの。なかでも「プラモ狂死郎」に登場した「パーフェクトガンダム」「レッドウォーリア」は、数十年の月日をへて、「ガンダムビルドファイターズ」「ガンダムビルドファイターズトライ」にも登場しており、かつてのボンボン愛読者としてはうれしい限り。
しかし、大企業もいつ倒産するほどわからないほど変化が激しい時代において、親子二世代にわたって楽しめるほど長く続いているガンダムというコンテンツは、やはりすごいと思う。
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