2018年04月18日

【IT】デジタル・デバイドを身近を感じた出来事/「知っている人」と「知らない人」の格差とは

1.知っている人と知らない人
「デジタル・ディバイド」という言葉をご存知だろうか。これは、パソコンやインターネット等の情報通信技術(IT)を利用できる者と利用できない者との間に生じる格差をいう。 例えば、人はIT(情報技術)を使いこなすことで、情報の入手量や質が格段に向上する。しかし、使いこなせない人は、それができず、それが機会や待遇の差、最終的には貧富の格差にまでつながるというもの。実は、最近になってこれを実感する出来事があったので、参考までに記しておきたい。

以前に書いたとおり、私は企業法務担当者である立場上、社内クライアントから様々な法律相談を受けるが、どうも「Sabosanはなんでも相談しやすい人」と思われているようで、時折プライベートの相談を受けることがある。

企業法務担当者のビジネスキャリア術: 【プライベート】ある社内クライアントからプライベートの相談を受ける/地元のファミレスにおける深夜の打ち合わせまで発展する

先日、ある人(ここではAさんとする)からITがらみの相談を受けることになった。あまり詳細は書けないが、格安SIM・自宅のパソコン設定やインターネット回線など。そのやりとりの一部を抜粋すると以下のとおり。

A「auの代理店でスマホを購入した際、この機器をタダ同然で勧められたので、よくわからないまま申し込んだのだけれど、ほとんど使っていない。毎月使用料を支払っているが、そもそもこの機器は何に使うのか?」
私「う〜む、よく理解しないのに使っているのですか?これはau系のポケットルータのWimaxですよ。正式契約をすると、使っていなくてもランニングコストとして毎月代金は支払わなければなりません。使わないならば、解約することをお勧めします。ちなみに、僕は自宅のWi-Fiとして利用していますけど」
A「ネットショッピングをしたことがないのだけど、どうすれば、Amazonや楽天で買い物することができるのか?」
私「え!Amazonを利用したことがないんですか!?(しばし絶句)・・・・まずはホームページで自分のアカウントを作って下さい。クレジットカードがあるならば、すぐに作れますよ」
A「自分でもパソコンやスマホなどに疎いのは承知しているが、どうすれば詳しくなることができるのか」
私「まずは初心者向けの薄い本などを買って、書かれていることを実際にトライしてみることです。そうやって少しずつ経験を積んでいくしかありません」


Aさんの相談内容は、かなり初歩的なもので、私自身もかなり驚かされた。Aさんは割りと年配の人で無理もない面もあるが、以下のとおり私と同世代や下の世代であってもITスキルが決して高くない人もちらほらと見かける。

<Bさん>
ソニー製の10万ほどもする高価なスマホ(Xperia)を所有しているが、Pocket・Instapaper・Pushbulletといった便利アプリなどを活用せず、ほぼデフォルトのまま使用中。せっかくのハイスペックスマホの機能をフル活用していない。

<Cさん>
iPhone8を保有しているが、電話とメールを使うぐらいで、SNSアプリはもちろんのことLINEすらもインストールしていない。私からしてみれば、宝の持ち腐れにしか見えないが・・・。

こういった人々には、「この人、大丈夫かな?なんかもったいないな〜」という個人的な感想をおぼえるが、結局は当人の問題であって、他人である私がとやかく言うことではない。(Aさんのようにアドバイスを求められるならば、話は別)

2.ITリテラシーと変化対応力
現在の日本では、パソコンやインターネットに関する基本知識がなければ、仕事で十分なパフォーマンスを発揮することできないし、私生活が不便となる可能性がある。この動きは今後ますます加速していくだろうし、このような「時代の変化」にうまく順応していくことが求められる。自動車の運転と同じで、その構造や仕組みそのものは完全に理解する必要はなく、「このツールはこのような場面でこのように役立てることができる」ということを知っておけば、十分だと思う。

今後、中身の大小はあれど、現代人はITを使いこなすことがますます重要になってくるだろうし、「知っている/知らない」が大きな分かれ目になるだろう。「知らないこと」はチャンスや機会を逃したり、パフォーマンスが低下することになりかねない。従って、通常のビジネス知識や法律知識以外にもIT知識を継続的にインプットしていくつもりだ。

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木村 忠正

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2018年04月11日

【アニメ】リメイク版「銀河英雄伝説」の第1回「永遠の夜の中で」を観賞/スピーディなストーリー展開&CGによる戦艦の描写が大迫力

以前に田中芳樹原作の「銀河英雄伝説」の再アニメ化についてふれたかと思う。



私は、原作小説を全巻読破しているし、30年前の最初のアニメ版もレンタルで全て観ているので、ストーリーは完全に把握している。それでも、リメイク版の中身は気になるので、4月7日深夜に放送された初回を観賞してみた。その感想について少し触れてみたい。



・さすがに前回のアニメから30年が経過しているため、CG技術の進化が著しく、戦艦などの描写は前作をはるかに凌駕している。艦隊同士の戦闘シーンなどは圧巻の一言。
・オリジナル版に比べてストーリの展開が早い。例えば、ヤンの友人であるラップ少佐は、オリジナル版のように婚約者との関係性を想起させるシーンはなく、あっさりと戦死してしまう。原作を忠実に再現することを意識しているのだろうか。その一方で、ラインハルトとファーレンハイトとの会話が新しく付け加えられているなど原作にないシーンもあった。
・原作によると、アスターテ会戦では、同盟軍は帝国軍を三方向から包囲する作成であったが、普通に三つの艦隊が正面から帝国軍に向かっているように見えた。従って、ラインハルトの各個撃破の戦略に納得感が欠けるような気がしたが・・。
・第1話は、ヤン・ウェンリーは直接姿をあらわさず、傍受された無線の声という形でしか視聴者は確認できない(第1話の終盤に後姿のみ登場する)。このじれったさによる演出は「うまいなあ」と思う。
・帝国軍や同盟軍の登場人物のうち、前作のイメージを残しつつ、微妙に変わっているキャラもおり、なかなか面白い(キャゼルヌ・ロイエンタール・オーベルシュタインなど)

本作は、原作を忠実に再現したオリジナルアニメ版とまた違った良さがあるように思えた。テレビ放送は全12回らしいので、この展開では第1巻の最後あたり(アムリッツア会戦)まで描くつもりなのだろうか。いずれにせよ、原作小説とオリジナルアニメを知っている身としては、「あの場面をどのように描くのだろうか」と楽しみにしている。

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2018年04月08日

【旅行】Sabosanの中国地方漫遊記 その2(松江編)/一畑電車と松江城

前回の続きを。

3月31日のJR三江線ラストランを終えた当日は、JR出雲駅の近くのホテルで一泊。翌朝にはローカル鉄道の一畑(いちばた)電車に乗車して電鉄出雲市から松江しんじ湖温泉まで向かう。一畑電車は通称「バタデン」の愛称で親しまれ、映画「RAILWAYS」でも取り上げられたので、ご存知の人も多いはず。本作は、大企業のエリートである主人公が母親の入院や友人の死をきっかけに故郷の島根に戻り、バタデンの運転手として第2の人生を送るというハートフルストーリーだ。私は、Amazonプライムで観賞したが、なかなかの良作。



このバタデンに乗車して東(松江方面)に向かう。途中、のどかな田園風景や静かにたたずむ宍道湖(しんじこ)などが広がり、のんびりとした車窓を楽しむことができる。

20180408バタデン?
20180408バタデン? posted by (C)Sabosan

20180408バタデン?
20180408バタデン? posted by (C)Sabosan

20180408バタデンからの車窓
20180408バタデンからの車窓 posted by (C)Sabosan

乗車して一時間ほどで終点の松江しんじ湖温泉(松江市)に到着。松江市は、松江城を中心に城下町の面影が残る歴史ある街だ。1600年の「関ヶ原の戦い」の後、徳川家康から出雲と隠岐を拝領した堀尾吉晴が松江城と城下町を建設し、現在の松江市の礎を築いたとされる。



松江城へは歩いて15分ほどで到着。それほど巨大な城ではないが、建築当時のまま保存されている現存天守閣は国宝に指定されるほど歴史的価値がある。私たちが訪れた時期は桜が満開で、天守閣からは桜色に染まった松江市の光景を見下ろすことができる。

20180408松江城?
20180408松江城? posted by (C)Sabosan

20180408松江城?
20180408松江城? posted by (C)Sabosan

時間の関係でこれ以上はのんびりできないため、その後はJR松江駅まで向かい、岡山経由で大阪駅まで戻ったのであった。

このように広島県、島根県をめぐる二泊三日の親子旅は無事に終了。今回の旅行はたまたま出発の一週間前に三江線の路線廃止のニュースを目にして、息子のリクエストで急遽決まったわけだが、三江線の消滅に立ち会えたことは私たち親子にとって良い思い出になったと思う。

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2018年04月04日

【旅行】Sabosanの中国地方漫遊記 その1(三江線ラストラン編)/3月31日に最終運行となったJR西日本 三江線に乗車する

前回に触れた広島の呉・宮島への旅行計画を急遽変更してJR西日本三江線のラストランに参加した件について。


まず、ラストラン(3月31日)の前日、仕事が終わってそのまま新大阪駅に向かう。近くの商業ビルで妻と息子と待ち合わせて、トイレで妻に持参してもらった私服に着替える。その後、19時半出発の新幹線こだまに息子と乗車して広島に向かう。その日は駅近くのホテルで一泊。そして、翌日早朝にはJR芸備線に乗車して、9時には三江線の起点となる三次(みよし)駅に到着する。

三江線は広島県と島根県を結ぶ108キロのローカル路線で、江の川沿いに電車が走るため、車窓から日本の原風景を楽しむことができる。どの駅も閑散としているが、運行最終日というだけあって鉄道関係者・地元ファン・マスコミ・鉄道ファンなど大勢の人が押しかけており、ホームは大混雑状態。やはりJRの路線が一つ廃止されるということは日本の鉄道史にとって大きな出来事なのだろう。


私と息子はホームに並んで、列車の入線を待つ。あまりの混雑振りに本当に乗れるかどうか危ぶんだが、当日の三江線は通常の1両編成ではなく、3両編成だったので、なんとか座ることができた。それでも社内は大勢の人だかりで、首都圏の通勤ラッシュ並みの混雑ぶりだ。

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最終日だけあって、駅や沿線では、「ありがとう、三江線」などの垂れ幕を掲げられており、地元の吹奏楽隊が演奏をしたり、お餅を乗客にくばったり、列車に手をふったり、と一種のお祭り状態。一番印象的だったのが、江の川でカヌーに乗った人たち(10人ぐらいはいたと思う)が列車に向かって手やオールを振っていたこと。このように地元有志の方たちは、三江線のラストランを演出するために、相当入念に準備をしていたのだろう。

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さて、途中の乗り換えを経て、3時間ほどで山陰本線の江津(ごうつ)駅に到着する。私たちが乗車した列車はそのまま三次方面に折り返し運転をするが、ここでも乗車するたくさんの人だかりで大変な混雑振り。私たち親子にとって三江線は最初で最後の乗車となったわけだが、時期的に桜が満開で、沿線に沿った桜並木を観賞することができた。まさか、広島まで行って花見をすることになろうとは・・・。



今回のように廃線という出来事がなければ、おそらく三江線に乗ることはなかっただろう。たまたま時期的に息子の春休みに重なったためだが、これも親子にとって良い思い出作りとなった。さて、江津から山陰本線を東に移動して出雲市で一泊。

翌日は松江に立ち寄ってから帰阪したが、その模様は次回に。


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