2011年02月03日

【書評】「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」デビッド・アレン(二見書房)

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
デビッド・アレン 田口 元

二見書房 2008-12-24
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1.読者層
 ◆GTDに関心がある方
 ◆仕事の進め方について自分なりのスタイルを構築することに興味のある方

2.目次
 第1部 GTDの基本
 第2部 ストレスフリー環境で生産性を発揮しよう
 第3部 基本原則のパワーを体感しよう

3.感想
本書が著者が提唱する「ゆとりをもって物事に集中し、最大限の生産性を発揮するためのシステム」、すなわちGTD(GETTING THINGS DONE)の実践方法について解説した書籍である。ただし、よくある具体的な仕事術のテクニックを紹介するものではなく、あくまで総論的にGTDのメリット・仕組みについて概観的に説明することにとどめている。従って、本書を読破したからといって、即効的なスキルが身につくわけではない。むしろ、著者は、読者自身が本書をヒントに自らGTDシステムを整備していくことを提案している。

冒頭でGTDについて以下のとおり簡単に説明されているが、本書が言いたいことは、まさにここに集約されていると言っても過言ではない。

@頭の中の「気になること」を全て頭の外に追い出す。
A「気になること」について、求めるべき結果と次にとるべき行動を決める。
Bとるべき行動を信頼できるシステムで管理し、定期的に見直す。


さらに、そのための具体的なプロセスとして、以下の5つのステップが紹介されている。

@「気になること」を全て1箇所に集約する。
Aそれぞれの意味と行動を明らかにする「処理」を行う。
Bその「処理」の結果を「整理」する。
Cそれらの行動の選択肢をレビューする。
D選んだ行動を「実行」する。


私が考えるに、著者が主張したいことは、「『気になること』をまずは頭の中からいったん外部に出力した上、そのゴールからとるべきタスクを細分化して、破棄・保留・資料化・行動などに分類し、行動案件については優先度・期限などに応じていったん手帳やOutlookなどの外部記憶媒体(リマインダー)に記録して、それらを定期的に見直しながら実行していく。」ということなのだろう。私の場合、なんとなく似たようなシステムで仕事を進めているつもりだが、こうして理論づけて解説されると、自分にはまだまだ改善の余地があるなあ、と感じた次第。

特に、GTDの最初のプロセスである全ての物事を「INBOX」に集約し、いったん「次にとるべき行動は何か」を判断してから、破棄・保留・資料化・行動などに分類する「処理」を行うプロセスは、私にとって新鮮なアプローチであった。それを受けて、私も早速、@EVERNOTEの一番上のノートブックに「000 INBOX」を設定する、A「INBOX」というラベルを貼ったクリアフォルダを用意する、Bメーラーの「受信トレイ」は一日の終わりには空にする、ということを実践している。すなわち、@大部分のデジタル情報はまずはINBOXに保管する、A契約審査案件や法律相談案件はまずは紙媒体に印刷またはメモ書きした上、INBOXフォルダにいったんは寝かせる、B受信トレイにメールを長期間保管させず、できる限り素早く関連するサブフォルダに移動させるという「処理」を行う、という感じだ。

このGTDはなかなか奥が深いのだが、個々人のキャリアやライフスタイルに応じて相違するのは当然なところ。従って、コレといった方法論があるわけではなく、各人が自分なりのスタイルを確立していく必要があるのだが、その試行錯誤の模様も本ブログで公開していきたい。


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ラベル:GTD
posted by Sabosan at 01:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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