2011年08月19日

【仕事術】ビジネスパーソンにとって勉強することの大切さ/平成大不況を生き残るには自分自身の「刃」を磨き続けるしかない!?

1.学生にとっての勉強と社会人にとっての勉強
先日、自社の営業部門と飲み会を行う機会があった。その際、いろいろ世間話をしていながら、私の身の上話などにもなったのだが、某営業マンより「Sabosanはいろいろ物知りですね〜、法律とか英語とかなんでそんなに良く知っているの?」と聞かれて、私が普段より専門分野を中心に様々な分野の本を良く読んで知識を吸収するようにしているから、と答えると、本人いわく「ボクにはダメだなあ。勉強すること自体は学生時代に卒業しましたよ〜。勉強なんて二度としたくないなあ」との事。

とりあえず、その話題はそれで終わったが、私は酔いがさめた後もそのことを考えていた次第。確かに世間的には「学生の本分は勉強、社会人の本分は仕事」という一般的な認識があるのかもしれない。しかし、思うに、学生時代は親・先生・塾などが「これを勉強しなさい」と勉強する内容を指定し、我々はその内容について、理解・暗記を行い、試験の場でアウトプットすれば良かった。

しかし、社会人になると学生時代と違って「これこれを勉強しなさい」という人はいない。また、勉強しないからといって目に見える形で大きなペナルティがあるわけではない。従って、勉強する/しないはもちろんの事、自分が「何を」「どこまで」勉強するかについては、全て自分次第ということになる。

2.企業法務担当者である私の場合
私の場合はどうだろうか。企業法務担当者である私は当然ながら様々なビジネス関連法律について知識を身に着けておき、いつでも引き出せるようにしておく必要がある。そして法律・判例・学説というものは日々変遷していくものである。従って、全く何もしないと自分の知識はいずれ時代遅れとなり、自分のスキルが陳腐化してしまうことになる。その対応策としては、結局のところ、自分でコツコツと勉強していくしかないのだ。

また、少子高齢化・円高・電力不足で苦しむ日本企業は、今後生き残ろうとすれば、遅かれ早かれ海外事業に重点をシフトしていかざるを得ない。すると、海外企業との間で商売を行う機会が増加することになり、グローバルコミュニケーションツールである英語を使用する機会が多くなる。従って、企業法務担当者は英文契約書を作成・審査するスキルも磨いておく必要があるのだ。

さらに、企業法務担当者であっても、ビジネスパーソンである以上、自社の業界・商品についてもある程度習熟しておくことが望ましい。そのような知識をある程度持っておけば、自社営業マンとスムーズに意思疎通を行うことができ、契約審査や法律相談にも役立つからだ。

このように、私の場合、勉強しなければならないことが盛りだくさんなのである。とても「勉強は学生時代で卒業しました」と言えるものではない。

3.勉強が実務に役立つことのありがたさ
すると、「一生勉強しなければならないなんて、なんだか大変だなあ」と思われる読者諸氏もおられるかもしれない。しかし、ここで視点を変えてみてほしい。最近、私はよく考えるのだが、自分で勉強を行い、習得した知識が仕事などの実務に役立つということはありがたいものである。例えば、高校時代に勉強させられた数学の微分積分や物理のナントカの法則が今現在、一体何の役に立っているだろうか?

また、私は司法書士やロースクールに関する受験勉強の経験があるのだが、受験用の知識とは、つまるところ、ペーパーテストで高得点を挙げるための道具である。もちろん、これらはの積み重ねが将来的には実務家になった場合のベース知識になることは確かなのだが、純粋な受験知識が実務に直接的に役立つかと言うとそれは少し違う側面がある。このあたりは、司法試験撤退経験がある企業法務担当者ならば、わかって頂けるかと思う。実務ではもっと別のものが要求されるのだ。

しかし、自分の意志に基づいて実務に直結する知識を吸収すれば、それはやがて仕事に生かされ、良いパフォーマンスにつながる。そして、その積み重ねは会社の自分への評価につながり、昇給・昇進に役立つ……かどうかについては正直未知数なのだが、やはりその道の「プロ」を自認するならば、常の自分の「刃」は研いでおきたいところ。私は、仕事で生かせる知識を増やすことは決してマイナスにならないと信じている。

4.まとめ
何はともあれ、@勉強して知識を吸収する、Aその知識を実務に生かす、というサイクル自体に私は満足している。ただ、私の場合、家では育児が全ての最優先している状況であるため、まとまった時間が取れないのが悩みの種だが、なんとかやりくりしていきたいと考えている。

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posted by Sabosan at 06:03 | Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Sabosan様

4月のエントリーにコメントさせて頂きました法務への憧れです。
その際は貴重なアドバイスありがとうございました。

突然ではありますが、やっとのことで実務経験無しの私が、
地方の企業ではありますが法務への就職を決めることが出来ました。

今回のエントリーにあるように、これまでの勉強が直接に役立つことは多くないかもしれません。
しかし、それを含めた経験は必ずや活かせるものと考えております。いや、活かさなければ同じ境遇である同志の方々に顔を向けられません。

私の力は微々たるものではありますが、Sabonsan様をはじめ現在法務で活躍されている皆様の信頼を得、少しでも同志の方々の道が開くようこれから精進していきたいと考えております。

これからも当ブログを通じてたくさんのことを勉強させて頂きたいと思います。楽しみにしております。

ありがとうございました。


法務への憧れ
Posted by 法務への憧れ at 2011年08月20日 08:42
法務への憧れ さま

Sabosanです。
コメントありがとうございました。

ご就職おめでとうございます!
この不景気に希望職種への就職に成功したということは、よほどの努力をされたことと推察致します。また、貴殿に「光るもの」があったということのあらわれではないでしょうか?

目指した資格に若干に相違はあるかもしれませんが、何年間にわたり血反吐を吐く思いで勉強してきたのは貴殿も私も同じだと確信しております。その意味で私たちも「同志」であると感じております。そして、一つのことに死にもの狂いで取り組んだという経験はその成否を問わず、本人を著しく成長させるものです。特に私の場合、メンタル的に図太く、強くなったと感じており、仕事にも生かされております(笑)。

また、それらの経験があるからこそ、私は「そんじょそこらのサラリーマンには負けられるかよ!」という思いは今でも確かに抱いておりますし、今後もその思いは消えることは決してないでしょう。それは「このままでは人生終われない」という自分を奮い立たせる起爆剤ともなっております。

弊ブログがどこまで貴殿のお役に立てるか自信がありませんが、この「自分のアウトプット作業」を続けられる限りは続けていきたいと考えております。

最後になりますが、今後の貴殿のご活躍をお祈りしております。

Sabosan
Posted by Sabosan at 2011年08月20日 12:10
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