2015年09月16日

【転職】コネ転職の是非について/あくまで一個人の見解ですが・・・

先日たまたま目にしたネットの記事では、「コネを利用した転職は是か非か?」について論じられていた。その結論としては、「コネは当人が持つネットワーク力のあらわれだから、それを転職に生かすのは決して悪いことではない」とまとめられていた。その考えには一定の理解はできるが、現実的には一概にはそう言い切れないケースも多々あると思う。例えば、私が知人から伝え聞いたエピソードを以下のとおり紹介したい。

・甲社のA社長は、乙社(甲社とは全くの別事業)に勤めるBさん(50代)と顔見知りで、Bさんを甲社にヘッドハンティングした。その結果、Bさんは甲社において某部門のマネジャーというポジションで高待遇で迎えられる。
・その後、Bさんは乙社時代の元部下Cさんを呼び寄せて、自分の部下とした。
・しばらくしてから甲社は業績悪化に陥り、A社長はその責任をとって、辞任することになった。やがてBさんは甲社にいずらくなったのか入社1年半ほどで退職せざるを得ない状況に追い込まれた。
・Cさんもしばらくすると甲社を退職していった。

Bさんにしてみれば、「A社長が健在の間は自分の立場は安泰だろう」という胸算用があったのかもしれない。しかし、A社長の失脚によって、社内に自分の居場所がなくなり、なまじ高い年収を有していたためにリストラの対象となり退職に追い込まれたのだろう。このエピソードを聞くと、「やはり転職というのはリスキーな一面があるなあ」と感じる。たとえ友人同士であっても、「仲がいい」と「一緒にビジネスをする」ということは、切り分けて考えるべきではないだろうか。会社は「仲良しクラブ」ではなく、各人の様々な利害関係がうずまいているのだから・・・。コネで入社したとしても、きちんと成果を出すことができるならば問題ないが、そうでないならば、Bさんのように「友人」と「仕事」の両方を失いかねない。

転職経験がそれなりに豊富な(?)私の場合はどうかというと、コネという便利なツールは全く持っていなかったので、自分の足で人材紹介会社を回り、求人情報をチェックし、書類選考・面接を繰り返したものである。最終的にはその時その時の状況でじっくり吟味して決断したつもり。逆にコネという一種のしがらみがなかったので、自分のキャリアや損得勘定をふまえてよくよく考え抜くことができたと思う。もちろん、そうして転職活動がうまくいっても、入社してからが大変なのだが・・・。

いずれにせよ、今回のBさんとCさんのケースは、ビジネスパーソンならば何かしら感じることがあるのではないだろうか。

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砂山 擴三郎

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posted by Sabosan at 04:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 転職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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