2018年03月15日

【企業法務】自分にとって企業法務担当者の理想像とは/あくまで個人的な見解ですが・・・

1.ベテラン企業法務担当者の日常
早いもので、この4月で私が企業法務の仕事に従事してから十●年が経過する。新人の頃は右往左往&試行錯誤しながら必死に取り組んでいたわが身は、今となっては懐かしい。さすがに今となっては、契約審査(和文・英文)・法律相談・知的財産・コンプラ・法務研修などの一通りの法務業務をソツなくこなしている今日この頃(もちろん、この仕事はまだまだ奥が深い一面があり、決して「究めた」とだいそれた事を考えているわけではない)。

もっとも、企業法務に縁のない友人や知人たちから「法務って普段はどんな仕事をしているの?」と質問されることがたびたびあり、いまだ世間における認知度は低いことを実感している。こういった場合、手っ取り早く「社内弁護士みたいな仕事です」と答えるようにしているが。

企業法務担当者のビジネスキャリア術: 【企業法務】企業法務担当者が自己紹介する際に便利な枕詞とは/ウソではありません

まあ、企業法務という仕事は、マニアックな一面があり、決してメジャーではない。派手さはなく、あくまで縁の下の力持ち的な位置づけ。

2.企業法務担当者の理想像
ちなみに、私が考える理想の企業法務担当者像とは、「法律知識を武器として使いこなせる行動派ビジネスパーソン」といったところ。具体的には、以下のようなスキルをバランス良く備えていることが望ましい。

@論理的思考力(前提事実にルールを当てはめて結論を導き出す能力)
Aコミュニケーション力(相手の考えを正しく理解し、自分の考えをわかりやすく伝達できる能力)
B想像力と創造力(未知の課題であっても、問題箇所を発見し、その解決策を立案できる能力)
C文章力(事実と意見を峻別し、読み手が理解しやすい文章を作成する能力)
D行動力(指示待ちではなく、状況に応じて自らの意見を発信し、行動できる能力)
E対人関係構築能力(職位の上下を問わず、どのような立場の人であっても、円満な人間関係を構築できる能力)

もっとも、これらのスキルは、大半のビジネスパーソンに求められるもので、決して企業法務担当者だけに限られる話ではない。ちなみに、私が特に重要だと思うのが、Eのスキルだ。例えば、社内クライアントなどから「気軽に話しかけられやすいこと」「きちんと話を聞くこと」が地味に大事。なぜならば、契約審査であれ、法律相談であれ、企業法務の仕事は、社内クライアントから持ち込まれることが多いからだ。ここで、「あんなヤツに相談なぞしたくない。顔を見るのもイヤ」「いつもハッキリとした結論を言わず、頼りにならない」という印象を持たれると、非常にまずい。そうなると、仕事の結果(実績)を出すことができなくなるからだ。つまり、企業法務担当者は、相談者から「あの人ならば、適切な解決策を示してくれるはず」「あの人なら怒らずにきちんと話を聞いてくれそう」という評判や信頼感を持ってもらうことが大切。そのためには、専門スキルだけではなく、優れた人間性・人格・人望(ヒューマンスキル)も求められてくる。

そういえば、私自身、以前にも、社内クライアントからプライベートな相談をされて、地元のファミレスで深夜まで延々と打ち合わせをしたこともあった。まあ、「相談される」ということは、「信頼されている」の裏返しともいえるし、少なくとも、私の場合、Eはそつなくこなしているつもり。

企業法務担当者のビジネスキャリア術: 【プライベート】ある社内クライアントからプライベートの相談を受ける/地元のファミレスにおける深夜の打ち合わせまで発展する

なにはともあれ、4月は年度初めで、節目の時期となる。これまでのキャリアを振り返り、これからのビジョンを考えることにしよう。

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posted by Sabosan at 00:14 | Comment(0) | 企業法務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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