2016年12月14日

【転職】会社の同僚からの退職挨拶のメールを受け取る/こういうときに人間性が垣間見えるものです

私には同じ会社に勤めるAさんという同僚がいる。年齢は私より一回り下で、同じ会社に所属しているが、お互いに勤務場所が離れており、職種も違うため、普段は会う機会が全くない。しかし、あるきっかけで私とAさんは知り合いになり、今年の6月頃に一回だけ飲みに行ったことがある。ちなみに、以前にも記事にしたとおりiPhoneアプリ「Captio」「Launcher」を紹介したのは、実はこのAさん。

企業法務担当者のビジネスキャリア術: 【iPhone】ハイスペックなスマートフォンをいかに使いこなすか/スマートフォンほど使用方法に個人差が出やすいものはありません

普段はAさんとは会う機会がなく、年明けにでも飲みにでも誘おうと考えていた矢先のこと。つい先日昼休みに、そのAさんから以下のようなメールを受け取った。

Sabosan様

お疲れ様です。
●●●●●のAです。

このたび、一身上の都合により12月31日をもちまして退職することになりました。
(最終出勤日は本日となります。)在職中はひとかたならぬお世話になり、誠に有難うございました。本来であれば、伺ってご挨拶すべきところですが、急なご連絡となり失礼いたしました。

末筆ではございますが、Sabosanさまのご健康、ご活躍を心からお祈り申し上げます。

急な話だったので、これを読んだ私は、非常に驚いたが、そういえば以前に会った時にAさんは「実は、本当にやりたい事が別にある」と意味深な発言をしていたような気がする。Aさんは自分なりに考えた上、別の道に転進することに決めたのだろう。ちなみに、個人的に嬉しかったのが、退職者が挨拶メールで多くの人に一斉に送るようなお義理の定型文章ではなく、シンプルだが、わざわざ私一人のために送られたメールであった点。私は、Aさんとは決して仕事上の接点があったわけではない。たった1回だけ飲みに行っただけの仲に過ぎない。しかし、それでもAさんはわざわざ私だけのために最後の挨拶をしてくれたわけで、その事実に少々感動。

それらをふまえて、私は以下のメールをAさんに返信した。

A様

お疲れ様です。
Sabosanです。

突然の御挨拶に正直驚きましたが、私も転職経験者ですし、いろいろな事情があったであろうことは推察します。Aさんも悩み抜かれた上の御決断であったと思います。実は、また来年あたりに飲み会を考えていたのですが、残念ですね・・・。

当社での御経験をもとにこれからも頑張って下さい!新天地でのAさんのご活躍を心よりお祈りしております。
これに対するAさんの返事はなかったが、何かしらのメッセージが伝われば、これに勝る喜びはない。

古来のことわざで、「袖触れ合うも多生の縁」という。師走を控えてバタバタしているこの時期に予想外の「別れ」があったが、こういう瞬間こそしみじみと考えさせられるものがある。まして、転職経験者である私にとって人事ではない。いずれにせよ、この場を借りて、Aさんの今後の活躍を祈ることにしたい。

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2016年10月27日

【転職】大企業出身者の「実力」について/会社の看板と個人の実力はまた別もの?

今回は久しぶりの転職ネタ。先日、久しぶりに会った友人Aさんから聞いた話がなかなかに興味深かったので、ここで紹介しておきたい。

彼は、某企業でハードウェア&ソフトウェアの開発職として勤務している。ある時期に関西の某大手企業をリストラされた人が何人か中途採用(マネジャーでなくプレイヤーとして)で応募してきたらしい。Aさんは面接の場に同席することも多く、応募者と30分ほど話をすれば、当人の実力と人柄がおおよそわかるのだという。しかし、Aさんが言うには、「大手企業出身者だからさぞかし優秀な人物だろうと思っていたが、会ってみると肩透かしをくらうことも多い」とか。

以下は、Aさんの発言を要約したもの。

・大企業出身者といっても、実際の開発作業は部下や外注先に丸投げすることが多く、何も所属者全員が実際に優れたスキルを有しているとは限らない。
・前職のポジションは、比較的経営が安定していた時代の年功序列の恩恵によることも多く、今回のようにリストラに遭遇すれば、本人の「真の実力」が転職市場で問われることになる。しかし、困ったことに「会社の看板」と「個人の実力」を混同している人も多く、なかなかに始末が悪い。
・本人自身は「大企業に勤務している」という立場に満足して、自己研鑽を怠ったのではないか。
・そもそも優秀な人材ならば、会社が手放すはずがなく、そのような人材はなかなか転職市場には流れて来ない。
・個人的な意見としては、「会社の看板」と「人材の質」は全くの別ものと考えている。

私も転職経験者なので、Aさんの言葉を興味深く聞いたが、なるほど一理あるような気がする。結局のところ、会社の看板に「おんぶ」するのではなく、継続的に自己研鑽を続けて「自分の実力」を向上させることが大切だと思う。

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2015年09月16日

【転職】コネ転職の是非について/あくまで一個人の見解ですが・・・

先日たまたま目にしたネットの記事では、「コネを利用した転職は是か非か?」について論じられていた。その結論としては、「コネは当人が持つネットワーク力のあらわれだから、それを転職に生かすのは決して悪いことではない」とまとめられていた。その考えには一定の理解はできるが、現実的には一概にはそう言い切れないケースも多々あると思う。例えば、私が知人から伝え聞いたエピソードを以下のとおり紹介したい。

・甲社のA社長は、乙社(甲社とは全くの別事業)に勤めるBさん(50代)と顔見知りで、Bさんを甲社にヘッドハンティングした。その結果、Bさんは甲社において某部門のマネジャーというポジションで高待遇で迎えられる。
・その後、Bさんは乙社時代の元部下Cさんを呼び寄せて、自分の部下とした。
・しばらくしてから甲社は業績悪化に陥り、A社長はその責任をとって、辞任することになった。やがてBさんは甲社にいずらくなったのか入社1年半ほどで退職せざるを得ない状況に追い込まれた。
・Cさんもしばらくすると甲社を退職していった。

Bさんにしてみれば、「A社長が健在の間は自分の立場は安泰だろう」という胸算用があったのかもしれない。しかし、A社長の失脚によって、社内に自分の居場所がなくなり、なまじ高い年収を有していたためにリストラの対象となり退職に追い込まれたのだろう。このエピソードを聞くと、「やはり転職というのはリスキーな一面があるなあ」と感じる。たとえ友人同士であっても、「仲がいい」と「一緒にビジネスをする」ということは、切り分けて考えるべきではないだろうか。会社は「仲良しクラブ」ではなく、各人の様々な利害関係がうずまいているのだから・・・。コネで入社したとしても、きちんと成果を出すことができるならば問題ないが、そうでないならば、Bさんのように「友人」と「仕事」の両方を失いかねない。

転職経験がそれなりに豊富な(?)私の場合はどうかというと、コネという便利なツールは全く持っていなかったので、自分の足で人材紹介会社を回り、求人情報をチェックし、書類選考・面接を繰り返したものである。最終的にはその時その時の状況でじっくり吟味して決断したつもり。逆にコネという一種のしがらみがなかったので、自分のキャリアや損得勘定をふまえてよくよく考え抜くことができたと思う。もちろん、そうして転職活動がうまくいっても、入社してからが大変なのだが・・・。

いずれにせよ、今回のBさんとCさんのケースは、ビジネスパーソンならば何かしら感じることがあるのではないだろうか。

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2015年01月08日

【転職】退職時に垣間見えるささやかな人生ドラマ/人の去り際に一つの美学を感じた瞬間

1.師走に去る人
先月の話だが、おつきあいのある某法律事務所の某弁護士さん(ここでは仮にAさんとしておく)が他事務所に転職するために事務所を退職するらしく、以下のメールを受け取った。

Sabosan様

いつも大変お世話になっております。
●●●法律事務所のAです。

私事で大変恐縮ですが、この度12月●●日付で退職することになりました。
突然のご連絡となるご無礼をお詫びするとともに、在職中は大変お世話になりましたことを御礼申し上げます。本来でしたら直接ご挨拶へ伺うべきところですが、略儀ながら書中をもってお礼かたがたご挨拶とさせて頂きます。

Sabosan様には短い間でしたが、大変お世話になりました。
至らぬ私に辛抱強くお付き合いくださり、ご愛顧いただきましたこと、お礼の申しようもありません。

今後ご縁がありましたら、またご指導ご鞭撻を頂けますと幸いです。
最後になりましたが、皆様のますますのご活躍を心からお祈り致します。

●●●法律事務所
A


私がAさんと知り合ったのは、ちょうど1年程前で決して深いお付き合いでもなかったが、この丁寧なメールにAさんの誠実な人間性を感じ、私は心をほだされてしまった。転職経験者である私としても、新天地に向かうAさんに是非エールを送りたいと思ったので、以下のような返事を書いた次第。

●●●法律事務所
弁護士 A先生

お世話になります。
Sabosanです。

丁寧なご連絡ありがとうございました。
A先生には、これまで何度かご相談に乗って頂き、大変お世話になりました。
私も転職経験者ですので、A先生の現在のお気持ちは推察することができます。現在は、希望と不安が入り混じったご心境かと推測致しますが、どうぞ自信をもって新天地にご転進の上、ご活躍頂きますよう心よりお祈り申し上げます。

Sabosan


2.去り際こそが美しい?
以前にも本ブログで退職時のエピソードについて触れたことがあったが、職場を去る際にこそ当人の人間性が一瞬垣間見えるもの。

企業法務担当者のビジネスキャリア術: 【転職】転職するにあたり退職予定者がするべき4つのこと/自分の過去のケースを思い出してみました

学生ならば、毎年3月には別れの季節が到来するが、社会人ともなると、人が別れる機会は人事異動と退職ぐらいしかない。だからこそ、こうした「別れ」には人生のおもむきを感じることもある。例えば、「桜は散り際が最も美しい」というが、今回のAさんのように、人が職場を去る際にも一種の美を感じることもある。

そうしたささやかな感動を忘れたくないので、AさんのメールをEVERNOTEに保管したが、またいつかの機会に振り返ってみたい。

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2014年11月20日

【転職】転職回数の多い人材はダイバーシティ(多様性)に貢献するか否か/いい面と悪い面がありますが・・・

1.転職回数の多さとネック
先日ビジネス系ニュースサイトでとあるコラムを読む機会があった。そのコラムでは、転職活動を行う場合、応募者の転職活動の多さがネックになる可能性について触れており、例えば「応募者が30代で転職回数が1〜2回程度であれば、許容範囲だが、4〜5回では転職回数が多過ぎるので、採用側からマイナス評価を受けかねない」というもの。その理由としては、転職歴があまりにも多い応募者の場合、「採用してもまたすぐに辞めてしまうのでは?」「協調性に欠けた問題人物なのでは?」という懸念を持たれるためとあった。



転職自体がだいぶメジャーになったとはいえ、そのような評価を持たれる可能性は十分にあるだろう。かくいう私自身も年齢に比べると、転職回数がわりと多めなので、過去の転職活動時でもそのような理由により書類選考や面接で落とされたことがあった。ただ、採用側の立場にたって考えると、先のような懸念が生じるのは無理からぬ点なので、個人的には別に恨む気持ちはないが、多少は自己弁護させてほしい。

私のような複数回の転職経験者は、当然ながら過去に様々な職場で働いた経験があり、様々な業種・同僚や上司・社内ルールに触れる機会があるため、社会というものは決して単一的・画一的ではないことを肌身で感じている。そして、そうした経験は本人の視野を広めるきっかけになり、ビジネスパーソンとしての成長を促す側面を有していると思っている。つまり、頭の中に多くの「引き出し」があるため、物事を多面的かつ複合的に見つめることができるのではないだろうか。

これまでの日本企業というものは、同質性を非常に重んじる文化であり、人材は新卒一括採用した上で、自社で育成することを好んでいた。その結果「同じ方向に向いた人材」のみが大量生産されることになった。高度成長期ならばそれはむしろ効率が良かったものの、現代のように環境変化が激しい時代では、それはリスク要因になりかねない。例えば、あまりに激しい環境変化のため、それにうまく順応することができず経営不振に陥った大手電機メーカーが過去に存在したことは記憶に新しいところ。

2.ダイバーシティ・マネジメント
近年「ダイバーシティ・マネジメント」という言葉を耳にする機会が多い。これは、最近大手企業が多様性を重んじて、様々な国籍や考え方をする人材を自社に取り入れて企業経営に生かそうとするもの。しかし、こうした考え方を重視するようになったということは、同一性や均質性を重んじる典型的な日本的企業文化では環境変化が激しいグローバル時代にうまく適応できないということを企業自身が自ら認めたようなものではないだろうか。



ダイバーシティ・マネジメントは多様性を重んじるのだが、先に述べたとおり転職経験者は「複数の職場を経験して世の中には複数のルールや考え方があることを身をもって実感している人材」である。すると、転職歴が多いからといって選考時にあっさりと落とすのではなく、少しは採用に前向きになってくれてもいいと思うのだが・・・。

例えば、私自身の経験を紹介すると、これまでの法律相談業務の一環でプロパーの社内クライアントと打ち合わせを行った際に、以前の職場の経験を生かした解決策をいくつか提示することがあるが、「そういう考え方もあるんだね」「過去にそのようなやり方を考えた人はいなかったなあ」と言われることもたびたびある。従って、多くの職場を経験することは「多くの思考の引き出し」を生み出すことにもつながるような気がするのだが、いかがだろうか。

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2013年10月10日

【転職】新しい会社の人とうまくやるためには、前の会社の話をあまりしないほうがいい/転職先にうまく溶け込むためにも注意するべきこと

1.転職者が注意するべきこと
先日、ライハッカーで次のような記事を見つけた。

新しい会社の人とうまくやるためには、前の会社の話をあまりしないほうがいい

本記事の要点は、以下のとおりだ。

・転職して新しい会社に入社したら、前職との違いが気になる点も多々あるだろうが、あまり話を持ち出さない方がよい。
・あまりやり過ぎると、前の会社が恋しいと思われて、「よそ者」扱いされてうるさがられるからである。

これについては、私も全く同感。転職して新しい会社に入れば、前職の話は極力行うべきではない。

2.私の場合
私にはそれなりの転職経験があるが、もちろん、転職後には、以前の会社の話を持ち出すことはしなかった。ただでさえ、転職者は「まずはお手並みを拝見」という一種の値踏みをされているものだ。そのような状況の中、前職の話をひけらかすのは、遠まわしに前職を自慢して、転職先を批判しているようなもの。従って、転職当初の私は、以下の点に集中したものである。

・自分は新参者という意識を忘れることなく、謙虚な気持ちで周囲の人間関係構築に全力を尽くす。
・入社当初の自分のミッションを把握した上、素早く、正確な結果を出すように努める。
・いきなり「大きな仕事(=ホームラン)」を狙うのではなく「小さな仕事(=ヒット)」をこなして、上司と周囲の信頼を得る。
・「小さな仕事」を着実にこなしつつ、機が熟したら、入社当時感じた疑問点や問題点をクリアする「大きな仕事」に取り組む。

言うまでもないが、企業法務担当者にとってのクライアントは、社内の各部門(営業・開発・購買など)に所属する人たちということになる。新しい会社に転職した直後は、当然ながらクライアントがゼロなので、地道に営業活動を行いつつ、スピーディに良質の仕事を行ってクライアントの信頼を得ていくことに全力を尽くすべき。もちろん、前職の話をひけらかして、相手方に悪印象を与えるようなことは絶対に行うべきではない。私は、人から聞かれない限り、前職時代の話はせず、聞かれても適当にぼかすようにしていた。

そんなこんなで、新しい会社で地道にがんばっていると、知名度も徐々に向上するようになり、自然とクライアントも増えて、様々な案件が持ち込まれるようになる。これはある意味、信頼の裏返しであり、とてもありがたいことだ。

35歳からの転職に失敗する人の共通点|35歳からの「転職のススメ」|ダイヤモンド・オンライン
3人に1人は転職したことを後悔!? なぜ人は前の職場が恋しくなってしまうのか|イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司|ダイヤモンド・オンライン

転職そのものには、昔に比べるとかなりメジャーになっているものの、リスキーな人生選択であることは間違いない。上記のとおり、一歩間違えば失敗するケースもある。これは個人的な考えだが、転職者は新しい会社に入社してから半年〜1年ほどが「勝負の分かれ目」だと思う。この間にどのようなパフォーマンスを出すかによって周囲の自分を見る目は大きく異なってくる。従って、その間は特に注意して新しい会社に溶け込むことに集中したい。

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2013年06月24日

【転職】自室の整理整頓で過去に利用した人材紹介会社の名刺を発見/なぜか捨てることができずに置いていました

1.自室の整理整頓
この週末に自宅の部屋を整理整頓していると、珍しいモノを発見。それは過去に私が転職活動を行ったときに人材紹介会社で打ち合わせ時に担当者から頂いた名刺の一部であった。

20130624人材紹介会社担当者名刺
20130624人材紹介会社担当者名刺 posted by (C)Sabosan

転職活動した際に利用した人材紹介会社は、大手や中小を含めて12〜3社前後だが、なぜからこれらの5枚だけが残っていた。たいていの人は、転職活動を終えると、このような名刺や求人情報などは処分するものだろう。しかし、私の場合、捨てることなくそのままファイルに放り込んでいた。なぜなら、自分が経験した人生一大のイベントである転職というものを自分の記憶からそのまま風化させたくなかったからである。

転職を経験した方であれば、おそらく共感して頂けると思うが、転職によって新しい会社へ職場を変えると、キャリア・スキル・給料・人間関係というものは、いい意味でも、悪い意味でも文字通り一変してしまう。それだけに転職というものは、やはりリスキーな一面があり、慎重に決断する必要があるのだが、転職先に入社する前にこれらを全て把握することはもちろん不可能。従って、これらのリスクを了解した上で新しい環境に飛び込むしかない。幸いなことに、私の場合は、まずまず満足できる結果に終わったのだが、もし別の業界の別の会社に転職していれば、”悲劇”が待ち受けていた可能性については以前にも触れたとおり。

【転職】現在の不動産系会社の法務求人状況は?/この業界に行かなくて正解でした: 企業法務担当者のビジネスキャリア術

このように、自分があやうく”転落”しかけるほどの綱渡りな人生を送ったことを忘れないためにも、お世話になった人材紹介会社の担当者の名刺を捨てずにいた。ただし、肝心の人材紹介会社の担当者の顔はもはやすっかり忘れてしまったが、こういった方々との縁によって今の自分があるというのが「人生の妙」だなと思う。

とりあえず、見つかったこれらの名刺は、メタノートにでも糊付けしておくことで、引き続き保管しておこうと考えている。

【情報整理】「メタ・ノート」に自分が興味をもった資料等も貼り付けて雑記帳のようにする/これも立派なライフログの1つです: 企業法務担当者のビジネスキャリア術

2.人材紹介会社と転職市場
本ブログでは、過去に転職活動に関する出来事の紹介という一環で、人材紹介会社についてもいくつか触れている。

【転職】転職時の心得 その5/人材紹介会社をうまく活用する。: 企業法務担当者のビジネスキャリア術
【書評】「人材コンサルタントに騙されるな!」山本直治(PHP研究所)/人材紹介会社のおかげで人生が大きく変わった私には印象的な一冊: 企業法務担当者のビジネスキャリア術
【転職】人材紹介会社から転職の勧誘を受ける/丁重にお断りしました: 企業法務担当者のビジネスキャリア術

リーマンショック直後の転職市場はボロボロで、これらの人材紹介会社でもキャリアエージェントのリストラが行われたほどだ。果たして、私が名刺を頂いた方々の現況は、もちろん定かではない。現在の国内経済は、アベノミクス効果で景気の行方にかすかな光明が見えているが、まだまだ不安定であり楽観視することはできない。

本記事の執筆に際して、久しぶりにenジャパンのサイトで関西の法務求人を検索してみたが、登録件数は10件ほどで、私が転職活動をしていた頃(50〜60件ヒットした)とは雲泥の差だ。過去に”常連”として登録されていた関西の大手電機メーカー数社の求人も今や経営状況の悪化のためか、今や完全に姿を消している(匿名求人であっても、おおよそどの会社が募集しているかはわかるもの)。こうした現在の状況では、転職活動をする人にとっては依然としてハードルが高いと思う。

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